パナソニック、ポータブルナビ「Strada POCKET」新製品、大画面7V型と5V型

写真拡大Strada POCKET 7V型モデル(左から、CN-MP700VD/CN-SP700VL、CN-MP700D/CN-SP700L)  パナソニックは、フルフラットタッチパネルを採用し、迂回ルート探索などナビゲーション機能を強化したポータブルSDカーナビステーション「Strada POCKET(ストラーダポケット)」の新製品5モデルを4月16日に発売する。 コンパクトサイズながら、本格的なナビゲーション機能を搭載したPND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)。新たに、ルート案内中に駐車場やコンビニなど任意のランドマークを高速表示する「ランドマークセレクト」機能、混雑を避けたいときなどに、すばやく迂回ルートを探索する「迂回ルート探索」機能などを盛り込んだ。  ルート検索は、5ルート、4か所までの経由地設定が可能。探索条件は「おまかせ」「高速優先」「一般優先」「距離優先」「別ルート」から選択できる。家電量販店で販売する「CN-SP300L」以外のモデルは「3Dハイブリッドセンサー」を搭載し、GPS信号の受信が難しい場所でも高い自車位置測位精度を実現した。  地図データは、付属の8GBのmicroSDHCメモリーカードに収録。25m、50m縮尺の全国1022都市の市街地図に加え、タウンページ掲載事業所の電話番号約890万件、ハローページ掲載の個人宅の電話番号約2100万件、住所情報約3700万件分など、豊富なデータベースを収録する。  さらに、VICS搭載モデルは、FM多重放送によるVICS(道路交通情報通信システム)に対応しており、リアルタイムで受信した渋滞・混雑、所要時間、規制・事故などの道路交通情報や駐車場の空き情報などが文字・図形・地図の三つの形で表示できる。  本体はブラックカラーのシックなデザイン。凹凸のないフルフラットタッチパネルディスプレイを採用し、従来の5V型ディスプレイモデルに加え、新たに大画面の7V型モデルをラインアップした。7V型モデルは、操作ボタンを本体ディスプレイの右側に集中配置し、運転席から操作しやすくした。  全機種、ワンセグチューナーを内蔵し、ワンセグ放送の視聴とSDメモリカードへの録画が可能。「CN-SP300L」を除き、SDカードに保存した、MP3/WMA形式の音楽ファイルの再生にも対応する。  カー用品店と家電量販店の2ルートで販売。販売経路によって型番は異なるが、製品は同じ。価格はすべてオープンで、実勢価格は、画面サイズが7V型ワイドでVICSに対応した最上位モデル「CN-MP700VD/CN-SP700VL」が7万9000円前後、VICS非対応の「CN-MP700D/CN-SP700L」が6万9000円前後の見込み。?Strada POCKET 5V型モデル(左からCN-MP500VD/CN-SP500VL、CN-MP500D/CN-SP500L、CN-SP300L) 5V型ワイドモデルは、VICS対応の「CN-MP500VD/CN-SP500VL」が6万6000円前後、VICS非対応の「CN-MP500D/CN-SP500L」が5万6000円前後、家電量販店のみで販売するVICS・音楽再生非対応の「CN-SP300L」が4万6000万円前後の見込み。【関連記事】売れ筋ランキング【PND・カーナビ】「軽い」が売れ筋――市場が広がるポータブルナビハンファ・ジャパン、ゼンリンの最新地図データを収録したポータブルナビいいよねっと、ゼンリン2009年版の最新地図データを収録したポータブルナビソニー、「カー」だけじゃない防滴ポータブルナビ、自転車ナビや徒歩ナビも

『The Crazies』監督が『フラッシュ・ゴードン』をリメイク!

監督作『The Crazies』が全米で公開されヒットを記録したブレック・アイズナーが、スペースオペラの金字塔『フラッシュ・ゴードン』のリメイクを監督するという。Movie Lineによると、数年前からこのリメイクの製作に着手していたというアイズナーは、このように語っているという。「この映画は80年に公開された作品のリメイクではなく、50年代の連続活劇のリメイクでもなく、30年代にアレックス・レイモンドが発表したコミック・ストリップ(新聞連載漫画)をベースにした映画になる。現在二人の脚本家がスクリプトを執筆中で、完成後にスタジオのソニーに届けられるだろう。この映画は超大作になるよ」。『フラッシュ・ゴードン』はこれまでに度々映画化されており、80年にはディノ・デ・ラウレンティスが映画化し、クイーンが主題歌を担当し話題を呼んだ(さらに74年には『フレッシュ・ゴードン』なるポルノがアメリカで製作された)。まずは『The Crazies』の日本公開が早く決まりますように!(小林真里)■関連記事『ニューヨーク1997』リメイクのその後ラース・フォン・トリアー『タクシードライバー』リメイク製作を否定!ウィル・スミスの息子&J.チェン主演『ベスト・キッド』リメイク、写真が公開に

POLYSICS武道館ライブでカヨ卒業「イママデアリガトウ」

ハヤシからカヨに大きな花束が手渡されると、8000人のファンから大きな拍手と「おつかれさま!」「ありがとう!」という声が贈られた。POLYSICSのメジャーデビュー10周年を記念したワンマンライブ「POLYSICSメジャーデビュー10周年スペシャルライブ!! 〜BUDOKAN OR DIE!!!!〜」が、3月14日に日本武道館で行われた。彼らのデビュー10周年記念公演であるとともに、1998年からメンバーとして活動してきたカヨ(Syn, Vo, Vocoder)のバンド卒業ライブともなったこの武道館公演。会場には午前中から多数のファンが集まり、物販やクロークに長い列を作った。開演前のアナウンスには「ご来場いただき、誠にありがトイス!」という遊び心も盛り込まれ、客席からは爆笑が沸き起こる。ステージ上には「POLYSICS」の英字をかたどった電飾が用意され、武道館という大会場にふさわしい華やかな雰囲気が漂う。定刻を5分ほど過ぎたころ、客席は暗転。会場を埋め尽くした8000人の大歓声が響き渡る中、メンバー4人がステージに姿を現した。「BUGGIE TECHINICA」でのカヨのボコーダーボイスによるメンバー紹介には、いつも以上に力強い拍手と歓声が沸く。続いて「PLUS CHICKER」「FOR YOUNG ELECTRIC POP」と、初期の名曲が立て続けに披露される。「each life each end」ではカヨが高い位置に立てられたスタンドマイクをピコピコハンマーでジャンプしながら叩き、その動きに合わせて観客もジャンプを繰り返した。「トイス! トイス! トイス! トイス! こんばんは、POLYSICSです! ついに始まったぞ武道館! ドヒャー! ピキキキー!」と、ハヤシ(G, Vo, Programming)のMCもいつも以上のハイテンション。続くパートでは「Beat Flash」「XCT」「ウィーダー」など、誰もが身体を動かさずにいられない強力チューンが続く。「ワチュワナドゥー」ではハヤシが恒例のビール一気飲みを披露するが、この日の器はアリーナクラスということもありグラスでもジョッキでもなくピッチャーサイズ。通常よりもかなり時間をかけての一気飲みとなったが、結局飲みきれず撃沈。会場の笑いを誘った。ガレージロックテイストのアレンジで彼らの音楽性の幅広さをアピールした「Modern」の後、再びMCに。観客がスタンド席を埋め尽くした景色に、ハヤシが「すげえいい眺めですよ! あそこにいるのはみんな人間ですよね?(笑)」と感嘆すると、横からフミ(B, Vo, Syn)が「いえ、CGです。今日VJさんが入ってますから」とクールなボケを発する一幕も。ハヤシが「だって声かけるとリアルタイムで返ってくるよ?」と食い下がるも、「同期してます!」ときっぱり返すフミ。「……まあ、別にそれでもいいよ」と折れるハヤシの様子に、場内からは笑い声が起こった。中盤では最新アルバム「Absolute POLYSICS」の楽曲「Eye Contact」「催眠術でGO」「Fire Bison」を連続で演奏。POLYSICSの新境地をアピールするダークな楽曲に、場内の空気も一変する。その直後の「POLYSICS OR DIE!!!!」では、曲後半でヤノ(Dr)がステージ最前に登場するというサプライズが。驚くオーディエンスを前にヤノは「元気ですか武道館! トイス! トイス!」と絶叫。ステージ左右の花道を猛スピードでダッシュするが、途中で力尽きて膝に手をつき「武道館広いねー……」とこぼす。その後もスタンド席やアリーナ席のファンと海外スターさながらのコール&レスポンスを繰り返し、ハヤシが思わず「こんなヤツだったっけ?」と苦笑するほどのパワフルなパフォーマンスを見せた。後半に入ると場内の空気はさらにヒートアップ。「COLON」ではカヨとフミが息の合った振り付けを見せ、「Code4」のポップなサウンドには全員が気持ち良さそうに聴き入る。「本当はもっともっとハミ出したいんじゃないのか?」というハヤシの煽りから、ライブはいよいよ終盤戦に。「P!」のホイッスル音を合図に、ノンストップで怒涛の10曲パフォーマンスが展開される。フミの伸びやかなボーカルに乗って全員が踊り狂う「E.L.T.C.C.T.」、リズム隊の豪快なグルーヴと高速のビートが心地良いハーモニーを生む「United」と、彼らの勢いは全く衰えない。バイザーを飛ばしたハヤシは「まだまだ続くぞ武道館!」と絶叫。「Pretty Good」「Speed Up」に続き、本編最後に披露されたのは「Boys & Girls」。カヨの卒業ライブであることを忘れさせるような、アッパーで多幸感に満ちたステージが終了。カヨはいつもどおりに表情を崩さず、クールなたたずまいのまま舞台を去っていった。熱狂的なアンコールの拍手に応え、ヤノ、フミ、カヨがステージに登場。遅れてハヤシはステージ下手の花道から、ショルダーキーボードを下げて現れ、「AT-AT」がスタートする。途中でショルダーキーボードはカヨに渡され、カヨがファンのもとへ挨拶するかのようにステージを左右に移動。ライブ中めったに定位置を動かない彼女の意外なパフォーマンスに、場内からは大きなどよめきが沸いた。「アンコール行くぞ!」とハヤシが叫び、金テープのキャノン砲とともに始まった「ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ」、この日一番の熱気が武道館中に渦巻いた「シーラカンス イズ アンドロイド」と、アンコールでは定番のナンバーを続々と披露。あっという間に1回目のアンコールが終わってしまうが、まだ物足りないオーディエンスは4人がステージを去るや否や再びコールを繰り返す。2回目のアンコールでステージに戻ってきた4人。ハヤシは「最高の一言に尽きます、どうもありがとう! みんなもう疲れた? 疲れてない? (笑)」と観客を気遣い、カヨに向かって語りかけた。「カヨ、10年後の20周年のとき、武道館にこの曲歌いに来てくれよな」と始まったのは「NEW WAVE JACKET」。続いて「Baby BIAS」「Electric Surfin' Go Go」と、カヨのボーカルをフィーチャーしたナンバーを連発。観客も4人の鳴らす痛快なサウンドに酔いしれながらも、彼女の歌声をもう聴くことができないことを徐々に実感しはじめているように見えた。カヨとの別れを惜しむように起こった3度目のアンコールに応え、ハヤシは満員の客席に向けて話し始めた。「みなさんのおかげで武道館で10周年を迎えることができました。スタッフのみなさん、ファンのみなさん、本当にありがとうございます! そしてカヨ、12年間本当にありがとう」とはなむけの言葉を贈る。ハヤシに促されてマイクに向かったカヨは、いつもどおりのボコーダーボイスで「イママデ、アリガトウ。アイ・ラブ・ポリシックス」とクールに挨拶。最後まで“POLYSICSのカヨ”であることを貫き通した彼女に、大勢のファンが涙ぐみながら力強い拍手を贈った。最後のアンコールで披露されたのは「BLACK OUT FALL OUT」。カヨは普段どおりの冷静な表情のまま、しかし想いを込めるように丁寧にシンセを奏でる。そして3時間にわたるライブを締めくくるラストナンバー「BUGGIE TECHINICA」のイントロが鳴り響き、場内の照明も点灯。ライブ序盤での演奏よりも格段に気合の入ったパフォーマンスを続ける4人。曲の終わりでは名残惜しそうに、長い長いアウトロをいつまでも鳴らし続けた。アンコール含め42曲のライブを終えたカヨは、ハヤシから花束を受け取って場内に一礼。最後まで冷静沈着なままステージを降りていった。ハヤシは観客に「またすぐ会おうぜ!おやすみー!」と笑顔で挨拶。クールなキャラクターで愛されていたカヨのラストライブにふさわしく、熱いステージと全員の笑顔で送り出す“卒業式ライブ”となった。POLYSICSメジャーデビュー10周年スペシャルライブ!!〜BUDOKAN OR DIE!!!!〜2010年3月14日 日本武道館 セットリスト01.サニーマスター02.BUGGIE TECHINICA03.PLUS CHICKER04.FOR YOUNG ELECTRIC POP05.each life each end06.Digital Coffee07.Beat Flash08.XCT09.ワチュワナドゥー10.ウィーダー11.Shizuka is a machine doctor12.Modern13.White Snake14.人生の灰15.Nice16.Eye Contact17.催眠術でGO18.Fire Bison19.POLYSICS OR DIE!!!!20.I My Me Mine21.COLON22.Code423.P!24.Tei! Tei! Tei!25.E.L.T.C.C.T.26.United27.URGE ON!!28.Rocket29.Young OH! OH!30.Pretty Good31.Speed Up32.Boys & GirlsEN1-01.AT-ATEN1-02.ピーチパイ・オン・ザ・ビーチEN1-03.カジャカジャグーEN1-04.シーラカンス イズ アンドロイドEN1-05.Shout Aloud!EN2-01.NEW WAVE JACKETEN2-02.Baby BIASEN2-03.Electric Surfin' Go GoEN3-01.BLACK OUT FALL OUTEN3-02.BUGGIE TECHINICA

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